ロレックス デイトナ

約50年前に誕生したロレックス デイトナ

ロレックス デイトナは約50年前に誕生し、世界初の防水機能付きでレース用のクロノグラフ内臓の時計として、注目されました。
デイトナの名前は、その時にアメリカにあった一番大きなサーキット「デイトナ・インターナショナル・スピードウェイ」に因んでついたのです。

そして、さらにその時代の寵児だったハリウッドの大スターとして知られるポール・ニューマンが、つけていたことでも有名です。
そのため、通称ポール・ニューマンモデルと呼ばれ、わずか数年しか作られなかった珍しいモデルがあるという話もあります。
このように、人気が高く、王者の風格のあるロレックス デイトナには、上記の話以外にも数々の逸話があるのです。

魅力はクロノグラフとターキメーター

デイトナは、ロレックスの中では、実用的な部類になります。
そして、クロノグラフとターキメーターが、内蔵されているのが魅力のロレックス唯一の時計です。

このクロノグラフとターキメーターについて、ご紹介します。
クロノグラフは、ストップウォッチのことです。
デイトナの場合はたとえば、30分や12時間などの長い時間を計れるので、便利でしょう。

クロノグラフのメリットは、このように時計としても、ストップウォッチとしても使えることです。
その際は、クラッチという部分の切り替えが必要でしょう。

そして、ターキメーターは時速の機能です。
時速は余り計ることはないという人もいるでしょうが、ランニングレースなどで、記録を伸ばしたい場合に、自分の時速がわかって便利ではないでしょうか。

トリプルロックリューズ採用

トリプルロックリューズ採用になっているのが、デイトナのリューズで、チューブ側に2つとリューズ側に1つ、三重構造のパッキンが使われています。
こうしたところから、デイトナのリューズが特別なものであることが分かるでしょう。
気密性が高いので、たとえ、水の中に落としても、水が中まで入り込まないのです。

また、ロレックスの王冠マークと3つのドットが刻印されたリューズトップは、風格があります。
そして、リューズガードがリューズを守るように作られているので、万が一、リューズが抜けたり、壊れたりしないようになっているのです。

防水性に優れたプッシュボタン

ストップウォッチを、動かすためにあるプッシュボタンは、優れた力をもっています。
2時の場所にあるのは、スタートやストップボタンのボタンです。
そして、4時の場所にはあるのは、リセットボタンになっています。

このプッシュボタンはネジ込み式リューズで、防水に優れているのです。
このように、デイトナは小さなボタン一つにも手抜かりなく、作ってあります。
丁寧に作られている優秀な時計なのです。