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オーデマピゲ ロイヤルオーク

オーデマピゲ ロイヤルオーク

ロイヤルオークは1972年に誕生

「ロイヤルオーク」の誕生は1972年でした。
このドレスウォッチのようなラグジュアリーな雰囲気とコンパクトさがありながら、頑丈で水を防ぐ機能に優れた腕時計は、時計界の異端児でした。
この高級志向のスポーツウォッチは、個性があまりにも豊かなので、異を唱える時計関係者も少なくなかったのです。

しかし、オーデマピゲ ロイヤルオークは40年以上、そのスタイルを貫きました。
その結果、多くの人に認められるコレクションになったのです。

ロイヤルオークがこのように、発展したのはスポーティーなので、サイズに余裕があり、多くの人が使いやすかったことが大きいでしょう。
その上、オーデマピゲの看板でもあるので、様々な時計技術を全面的に取り入れられます。
こういったことで、ロイヤルオークは進化を遂げるのです。

バーベチュアルカレンダーは大事な機能

バーベチュアルカレンダーウォッチが1955年に、作られました。
この機能は、日付や月、ムーンフェイズに年表示があるものです。
このカレンダーウォッチは月の大小はもちろん、閏年についてもインプットされていて、きちんと動くようになっています。
ここまで、くると上級カレンダーといえるでしょう。

1955年の制作当時は、ダイヤル外縁部で日付表示をしていました。
配置位置がバランスよく、見た目も華やかな感じだったのです。

実は、このバーベチュアルカレンダーは、クオーツ革命の煽りを受けて、事業を3分の1になってしまったときに、会社の盛り返しのきっかけを作ったのです。
なぜならば、1978年完成のバーベチュアルカレンダーは、当時の世界最薄で3.95mmでした。
このカレンダームーブメントが時計を好む人たちから、多くの支持を得たからです。

このようなことから、オーデマピゲにとっては、バーベチュアルカレンダーは救世主なのです。
そんな思いで、「ロイヤルオーク バーベチュアルカレンダー」は、思い出深いモデルでしょう。

トゥールビヨンという高精度機構

トゥールビヨンも忘れてはいけない高精度機構です。
この機能は、重力のために時計が、悪くならないために作られました。
脱進機をそのまま回すというやり方です。
その動きがあまりにも、なめらかな感じで美しいので、人気もあります。

この機構は1801年に作られました。
しかし、複雑なので、時計に取り入れることはしませんでした。

そんな機構だったのですが、1980年を過ぎると、腕時計に採用されるようになりました。
オーデマ ピゲは1986年、世界でも類を見ないような小さいトゥールビヨンウォッチをつくったのです。
そのモデルは今もみることができ、いまだに世界最小になっています。

こういったトゥールビヨンは、衝撃に弱いので、おしゃれ用の腕時計に取り入れる場合が多かったのです。
しかし、最近は「ロイヤル オーク」にも内蔵されています。
薄型ムーブメントの開発のため、スポーティでおしゃれな雰囲気のロイヤル オークっぽい時計ができたのです。