スーツの着方

スーツの着方

正しいサイズのスーツを正しく着ましょう

スーツには着方という物がありますので、正しい着方で着用をしないと、恥ずかしい思いをする可能性があります。
サイズが合っているスーツを選ぶ事はもちろんですが、ジャケット、スラックス、ネクタイなど、細かい部分で決まりがありますので、しっかり学ぶ事が大切です。

まずスーツに欠かせない、ワイシャツの着方ですが、こちらは第一ボタンを閉めたときに、首回りが指1、2本入る程度の余裕のあるサイズを買いましょう。
また袖丈は、シャツの腕のボタンを留め、手を真っ直ぐ下ろした状態で手首の付け根から+1~2㎝程度が最適です。

次にベルトに関してですが、こちらはベルトの穴を通して、1つ、2つ目のベルトを通す穴に収まる長さの物を利用しましょう。
また、スラックスのベルトの穴に合わせた太さのベルトを選ぶ事が大切です。
ビジネスシーンの場合は、ブラックなど出来るだけダークカラーで目立たない物を選びましょう。

そしてネクタイは、ディンプルと呼ばれるくぼみを作る事が重要です。
三角形のすぐ下の、長く伸びた部分が立体的にならないようにくぼみを作って結ぶだけで、スーツがビシッと引き締まって見えます。

ジャケットは細かい決まりが多い

スーツのジャケットの着方には、細かい着方が多い為、注意が必要です。
いずれもこちらを守った方が、スーツがよりクールに決まるため、是非ともやりましょう。

まず、スーツが2つボタンの場合、第一ボタンだけを留めて、第二ボタンは留めません。
あくまで一番下のボタンは飾りとして付いていますので、留めないように気をつけましょう。
留めた状態でイスに座ると、スーツがくしゃっとなってしまい、シルエットが汚くなってしまいます。

次に、スーツのポケットには出来るだけ物を入れないようにすることが大切です。
財布やケータイなどをついつい入れてしまいがちですが、スーツのシルエットが崩れる原因となりますので、必要最低限のみを入れるようにして下さい。
可能であれば、スーツのポケットには物を入れないようにすることが大切です。

そして、ポケットのふたの部分は、基本外に行くときには出し、屋内ではポケットの内側にしまうのがマナーとなっています。
あまり気にする人は居ませんが、気になる方はトライしてみて下さい。

カラーを揃えるとオシャレに決まる

スラックスを着こなす際には、ベルトと革靴のカラーを揃えると、オシャレに着こなすことが出来ます。
また、センタープレスがしっかりと付いているタイプを選ぶと、かっこよく見えるでしょう。

ビジネスシーンでは基本、カチッと見えるセンタープレスタイプが選ばれますので、スーツ選びの際に注意が必要です。