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フィリピンで実写化されるボルテスV

フィリピンで実写化されるボルテスV

フィリピンで実写化されたアニメ

ボルテスVは1977年に放映されたテレビアニメーションで、団塊ジュニア世代に馴染みの深いアニメーションです。
このほどフィリピンで実写版が制作・放映され、日本のファンの間で話題になっています。
ボルテスVといえば、宇宙からやってきた侵略軍に立ち向かうため、5人の戦士がメカに乗り込んで戦いに挑むという内容になっています。
彼らが乗り込んだメカが合体し合体ロボットに変身するわけですが、合体のシーンを今でも鮮明に覚えているという人もいることでしょう。

なぜフィリピン?と思った方もいるかもしれませんが、実はフィリピンではかつてボルテスVのアニメ版が放映されていたこともあり、彼らの世代にとってボルテスVは懐かしいアニメの一つなのです。
日本のアニメは昔からアジア各国で放映され、子どもたちに夢を与えてきました。
それが実写化するとあって、フィリピンの国民の間でも話題が沸騰し、それが日本にも波及してきたというわけです。

高いクオリティが期待できる実写版

合体ロボ系のアニメを実写化するということなので、クオリティはたいしたことないんじゃないの?と思う人もいるかもしれませんが、評判によるとクオリティはかなり高く、非常に高い完成度に仕上がっているということです。
それもそのはずで、実写版のボルテスVを制作するのはフィリピンのNHKとも言える、最大の地上波テレビ局GMAネットワークが手掛けているのです。
俳優陣もフィリピンの映画界、テレビ界で活躍する俳優たちが選ばれているので、演出だけでなく、俳優の演技も非常に高いクオリティに仕上がっています。

2023年に入ってGMAネットワークが予告編を投稿したところ、72時間で130万回をこえる再生回数を記録しました。
それだけ注目されているロボットドラマということなのです。
日本からのアクセスも急増していて、SNSではボルテスV実写化の話題で盛り上がりを見せています。

フィリピンにおけるボルテスV

フィリピンでは日本のアニメ人気が非常に高く、ボルテスVも例外ではなく特に大人たちに人気があります。
今のフィリピンは、子どもを持つ親の世代がボルテスVを見て育ったということもあって、子どもたちよりもむしろ親の方がボルテスVに期待しているというのが実情かもしれません。
面白い話ですが、ボルテスVの主題歌を日本語で歌えるというフィリピン人は多く、それだけフィリピンの人に影響を与えてきたアニメだということが伺いしれます。

いずれにしても親子一緒に楽しめる実写版ボルテスVは、フィリピンで今後しばらく話題になること間違いありません。
日本での公開はまだ未定ですが、今後有料配信されることに期待を寄せているファンが少なくないようです。
一体どんなドラマに仕上がっているのか、放映が楽しみです。