トランスフォーマー
まさかのハリウッド映画化で有名になった作品
トランスフォーマーをリアルタイムで知っている世代といえばおそらく40代の前半か若くても30代半ばくらいではないかと思います。
当時から既存の自動車やバイクなどの乗り物がボタンひとつで人間型のロボットに変身するというギミックはかなり心惹きつけられました。
トランスフォーマーはもともとは超合金のおもちゃとして販売されていたのですが、そのあとアニメ化をされたりして少しずつ機種を増やしつつ長く続くシリーズに成長していきました。
それが2007年にはまさかのハリウッド映画化となったわけですから、往年のトランスフォーマーファンにとってはかなり衝撃的でした。
映画を見に行きましたが、さすがはハリウッドという感じで最先端の3D技術がふんだんに使用されていて驚きました。
あそこまで本気で作りこむということは米国にも同じようにトランスフォーマーに憧れた子供時代を過ごした人がいたのかなと思ってしまいます。
人間臭いロボット模様が楽しい
トランスフォーマーは自動車やバイクが変形をするというそのシーン自体が楽しい作品なのです。
ですがもう一つ非常に特徴的なのが他のロボットものと異なり、それぞれの機体が独自に動くことができるキャラクターになっていたということです。
他のロボットものは機体そのものが優秀であるためパイロットと会話をするようなことはあっても、単体で動いたり戦闘をしたりということはありませんでした。
それがトランスフォーマーは「金属生命体」として独自に悪の組織たちと戦い、仲間同士の人間関係を展開していっています。
もともとがおもちゃとしてスタートした作品だということも関係しているのでしょうが、ロボットが意志を持つというのは斬新な発想ですよね。