忍者｜忍者体験が出来る「伊賀流忍者博物館」

呪術を得意と伊賀流忍者博物館

伊賀流忍者博物館は、伊賀流忍者の体験ができる場所です。
忍者体験もできますし、博物館で忍者の歴史に触れる事もできます。

伊賀流忍者は、呪術を得意とした忍者です。
呪術の中でも九字護身法を得意としていました。
「臨兵闘者皆陣列在前」という9つの文字を唱え邪気を払う真言を唱えながら、九字を切ります。
これは精神統一をしながら、自己暗示をかける意味があるそうです。

伊賀流忍者は火術も得意としていました。
ピンチになった時や、相手から逃げる時に、火薬玉を爆発させ、煙に隠れながら逃げるという術です。
火薬玉は独自の調合があり、そのレシピは秘伝として代々伝えられたそうです。

忍者は忍者装束に身を包み、常に身を潜めて生きているイメージですが、実際には仕事がない日は農民として暮らしていました。
そのため普段は忍者だという事がバレないよう、変装の術を使用し、様々な変装をしていたと言われています。

伊賀流忍者博物館ではショーが人気

伊賀流忍者博物館では、忍者ショーの他に、様々な体験ができます。
子供に大人気の忍者ショーは、本物のアクションアクターが演じているので、かなり迫力があります。
中には映画に出演したアクターもいます。

子供から大人まで楽しめる、伊賀流忍者屋敷は、からくり体験ができます。
実際に伊賀流忍者たちが住んでいた忍者屋敷を再現しています。
普段は農民として暮らしていましたので、見た目はごく普通の農家です。
しかし中に入ると、どんでん返しや抜け道、隠し戸や刀隠しなど、敵の侵入を防ぐための罠が至るところに仕掛けてあります。

忍者屋敷は見学できますが、見学中に希望者は体験もできるので、是非体験してみてください。
他にも手裏剣打ち体験や、忍者装束を着て記念撮影ができるサービスがあります。
伊賀流忍者博物館への入園料（大人756円、子供432円）とは別に、手裏剣体験費用として5枚200円が必要です。

伊賀流忍者博物館周辺には、いくつかの忍者変身処のお店があります。
そこに行き1人1,000円を支払うと、忍者装束に着替え記念撮影をする事ができます。
子供用の忍者装束もあるから、家族みんなで忍者に変身するのも人気です。

博物館の収蔵品

伊賀流忍者博物館という名前からも想像できるように、敷地内には忍者博物館があります。
忍術伝承館では、忍術の紹介や、忍者の歴史に触れる事ができます。

忍術体験館では、実際に使われていた忍具が、400点ほど展示されています。
一部は体験する事もできるから、記念に体験しておきましょう。
伊賀流忍者が上野城に忍び込んだ時の様子を再現した映像を、ミニシアターで上映しているのでこちらもおすすめです。

伊賀流忍者博物館のお土産屋「Ninja坊」では、オリジナルグッズや、忍者装束の販売をしています。