スーツとベルトのあわせ方

ベルトの持つ役割

男性の場合フォーマルカジュアル関係なく、ズボンをはくときにベルトを使用している人も多いでしょう。
なんとなく「そうしないといけないから」と思って身に着けていませんか？
ベルトを着けるのにはきちんとした意味があります。

ビジネススーツを着用した際にワイシャツの裾が外に出ないようにする役割があります。
またパンツをフィットさせてずれ落ちないようにする意味もあります。
さらにスーツをトータルコーデという観点で見た場合、重要なアイテムになりえます。

ベルトにはいくつか種類があります。
種類によって、どの用途で利用すべきかも変わってきます。

もっとも標準的なタイプはプレーンです。
シンプルなデザインでどのような服にもマッチするので、使い勝手がいいです。
基本はビジネスシーンで利用することが多いですが、カジュアルでも利用できるようなデザインのものも見られます。

カジュアルシーンで主に使われるのが、メッシュです。
編み目が特徴的で、遊び心があります。
体形関係なくフィットさせることができるので、カジュアルシーンでのベルトが欲しいと思っているのであれば、とりあえず押さえておきたいタイプです。

サスペンダーもベルトの一種といえます。
肩掛けにしてベルトがずれ落ちないようにするためのアイテムです。
サスペンションは主にフォーマルなシーンで利用することが多いです。
冠婚葬祭などで使われることが多いです。

サスペンダーを使用する場合、ベルトを装着する必要はありません。
特にスリーピーススーツにマッチします。
ベストがサスペンダー部分をカバーしてくれるからです。

特にビジネススーツのようなフォーマルなアイテムに合わせるときには、ベルトの選び方には慎重になったほうがいいです。
まずはデザインをチェックすることです。
スーツの場合、あまり装飾のゴテゴテしたものはマッチしません。
シンプルなもののほうが、どのようなスーツにも合わせられるでしょう。

意外と重要なポイントとしてベルトの幅があります。
幅が少し違うだけでも、だいぶ見た目の印象が変わってくることもあります。

基本的に幅の細いもののほうがフォーマルなシーンにマッチします。
太くなればなるほどカジュアルっぽいエッセンスが強まるので、幅に着目して探してみるといいでしょう。

ベルトをどうするか、自分が普段履く靴とコーデするのがおすすめです。
靴と同系統の色にすると、ベルトが見えた時にバランスの良い印象になるでしょう。

そのほかにも小物と合わせるとしっくりきます。
たとえなネクタイや時計の色を合わせるコーディネートのアプローチもあるので、参考にしてみてください。